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このコーナーでは、普段学校でならうものとは違う、論理(アルゴリズム)を養う問題を定期的に掲載していきます!
大人が考えても頭の体操になると思います。
お子様と一緒に、どのような条件のもと、どのような手順でやればゴールにたどり着けるかを考え、できれば1週間と長い時間を掛けてじっくり考えるようにお話しすると、難問に対する粘り強さが身に付くと思います。

今回の問題は「深夜の森で橋を渡りきれるか!?」というものです。

4人の兄弟(きょうだい)(もり)(たの)しく(あそ)んでいました。

夢中(むちゅう)になりすぎてすっかり(よる)になり、あたりは真っ暗(まっくら)になってしまいました。

(いえ)(かえ)るためには(おお)きな(たに)(わた)らなければならず、

1本(いっぽん)だけ(はし)がかかっている場所(ばしょ)にたどり()きました。

(はし)はとても(ふる)いもので、ところどころに(あな)が空()いており、

この暗闇(くらやみ)(なか)では(あし)()みはずして()ちてしまいます。

一番上(いちばんうえ)(あに)、イチロウはこんなこともあろうかと、懐中電灯(かいちゅうでんとう)()ってきていました。

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兄弟(きょうだい)はさすがと安心(あんしん)しましたが、なんと電池(でんち)17分しか(のこ)っていませんでした。

(はし)(ふる)いので一度(いちど)に2人までしか(わた)ることができません。

そして(わた)るときは(1人であれ2人であれ)懐中電灯(かいちゅうでんとう)(あか)かりが必要(ひつよう)です。

懐中電灯(かいちゅうでんとう)()げて(わた)すことができないので、反対側(はんたいがわ)まで()っていったら、

(つぎ)の人が(わた)るために、()って(もど)必要(ひつよう)があります。

キャラクタ紹介

そして、兄弟(きょうだい)はみな(はし)(わた)時間(じかん)(ちが)います。

イチロウは(はし)(わた)るのに1分、ジロウは2分、サブロウは5分、シロウは10分かかります。

また、2人で(ある)くときは(はな)れてしまうともう1人が(くら)くなってしまうので、

(かなら)(おそ)い人のペースに()わせて(ある)かなければなりません

つまりイチロウとシロウが一緒いっしょ(ある)場合(ばあい)は、反対側(はんたいがわ)まで()くのに10分かかります。

さらにシロウが懐中電灯(かいちゅうでんとう)()って()ってきたら合計(ごうけい)20分かかることになります。

そこでイチロウは(かんが)えました。

「こういう順番(じゅんばん)(わた)れば、ちょうど(わた)りきれるよ!」

さて、イチロウはどのような(あん)(かんが)えたのでしょうか?

 

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